スバル1000
1965年東京モーターショーに富士重工からスバル1000が出品され、翌1966年に発売された。
エンジンをフロントに置いた前輪駆動のFFであり、国産車初の水平対向の4気筒エンジン977cc 55馬力/6000rpmにラジエーターが二つ装備されサブラジエーターには電動ファンが付いて水温上昇時には強制冷却が出来た。最高速は130km/h
1967年には4ドアセダンだけであったボディタイプに2ドアが追加され、エンジンと足回りを強化したスバル1000スポーツが追加された。
1967年後期ー1968年スバル1000 2ドア
1000スポーツのOHVエンジンはミクニソレックスのツインキャブと10.0の高圧縮比により、セダンより12馬力高い68馬力/6600rpmとなり、最高速150km/h、フロントブレーキはディスクに変更され、ラジアルタイヤが標準装備となり、フロアシフトが採用された。
1968年スバル1000スポーツと運転席まわり
1969年には排気量を上げたスバルFF-Iが発売された。排気量は1088ccになり、セダンは62馬力/6000rpm、スポーツは77馬力/7000rpmとなり、最高速も145km/hと160km/hにそれぞれアップした。
1969年後期ー1970年前期スバル1000FF-I
スバル1000FF-Iスポーツセダンとその運転席まわり
翌年の1970にはさらに排気量を上げFF-I 1300Gとなり、1267ccのエンジンはセダンで80馬力/6400rpm、スポーツでは93馬力/7000rpmとなった。最高速は160km/hと170km/hにそれぞれ高められた。
1970年後期ー1971年前期スバルFF-I 1300G
1300G スポーツセダン
1971年後期スバル1300G
1971年後記1300Gスポーツセダン