オートオークションのしくみ
オートオークションへ自動車が出品されてから落札されるまでの大まかな流れは下記のようになります。
1.出品 出品票へ自動車の形式、グレード、色、走行距離、修復箇所などを書き込み、出品票と自動車と共に持ち込ます。
2.車両の検査 オートオークション会場の検査員が検査を実施しその結果を出品票に書き込みます。この時に総合評価を点数にし総合評価点と内外装を個別に評価したものが併せて出品票に記載されます。
3.出品車両の画像を含む車輌情報はホームページに公開されオートオークションの開催日までに購入希望車両をネット上から探すことが出来ます。オートオークション開催日には競り順に出品車両が記載されたリストが配布されているのでこれを参考にして競りに参加します。
4.落札 競りは1台あたり30秒から1分程度で進んでいくので希望車輌の10台前から準備して競りに臨みます。出品場合も同様に10台前くらいに価格調整室で競りの状況を確認します。
5.希望の車両を落札後は開催日の3日から5日以内の振込による清算をし3日から4日以内に搬出しなければなりません。各オートオークション会場ごとに支払期間と搬出期限は異なります。
いずれも遅延すると罰則規定があるので注意が必要です。
6.名義変更書類は通常、開催日から1週間で送られてきます。出品した場合は1週間以内にオートオークションへ提出します。
7.車輌の状態が出品票に表示されず、かつオートオークションの規約に適合する場合はクレームの申し立て期間内クレームの申し立てが出来ます。
8.登録済車両はすみやかに名義変更を済ませて1か月以内に車検証をオートオークションへ提出しなければなりません。名義変更後の車検証の控は出品店にオートオークションからFAXで送られ名義変更が完了したことが通知されます。
以上が一連の流れですが細かい規定が各項目ごとに設定されていて違反があると罰則が適応されます。