オートオークションの相場全般

オートオークションの落札相場の形成には個別の車種とは別に景気の状況、その時の中古車の発生数、時期的要因など様々な要因により変化します。最近は国内販売が低迷していることもあり海外向け車両が落札相場に大きく影響していることもあります。

以前、国内販売が好調であったころは落札者上位に国内に他店舗をもつ大型販売店が占めていましたが、最近の落札上位は輸出業者により占められています。そのためオートオークションの相場全体が輸出向けの車両によって形成されているような状況です。

オートオークションの相場全体は景気が悪く販売が低調な時は成約率が下がり落札相場も下がるのが自然なのですが、輸出は海外の需要なので国内の景気には影響を受けないので、海外の需要が落札相場を安定させている要因になっています。

そのため、オートオークションに出品する車両が輸出に向く車両であれば、自分が調べた過去の落札価格に近い価格で売ることが出来る可能性は高くなります。

3月9月の決算期前後はオートオークションの出品車両が多く、その他の時期は中古車の発生数が少ないので出品車数も少なくなります。出品車両が少なくなれば成約率が高くなり全体の落札相場が高くなります。

オートオークション会場により成約率は様々ですが、通常は6割前後の成約率があり、出品車が少ない時期は7割から8割になることもあります。成約率が上がれば必然的に落札相場全体が高くなります。

カテゴリに少しだけオートオークションの落札相場を掲載しています。
何かの参考になれば.......

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