リコ-ルとその他の不具合

安全装置メーカーのタカタが製造したエアバッグの不具合によりリコールが届出され大きな反響がありました。世界の市場占有率が2割にも達するメーカーからのリコールなので全ての同安全装置を搭載した自動車への対処は長期にわたると思われます。

リコールはテレビ新聞などの報道機関からの情報の他にその自動車の取り扱い販売店などからの通知があり、不具合のある部品交換などがされています。

同一型式の車両が保安基準に適合しない場合メーカーからのリコールの届け出があり無償修理が行われます。製造過程や設計上の原因により保安基準に適合しない場合や今後、保安基準に適合しなくなる場合も含まれるのでリコールは製造メーカーだけにとどまらず消費者にとっての影響も大きいものになります。

継続車検の際にも車検場から通知され全ての自動車の改善措置が終わるまでリコール車の処置が行われます。

国土交通省では重大な欠陥で保安基準に適合しない製造過程、設計上の不具合をリコール、その他を改善対策、サービスキャンペーンと区分けしています。

乗用車の場合は通常4年間製造されその製造期間の中で部品の改善措置がされているので、問題があった部品などは常に対策済み部品が供給されています。そのため同一形式の車両であっても製造年月で部品に違いがあります。

新車の販売店に車検や修理を依頼すると改善対策、サービスキャンペーンに適合している箇所があれば自動的に対策部品への交換もしてくれるので何年かに一度は自分の車の取扱い販売店に修理や車検を依頼することが良いのではと思います。

リコール情報ホットライン

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