自動車輸出 自動車専用船とその他の船

自動車の輸出には通常、自動車専用船が使われています。仕向け地によっては自動車専用船が行ってないところもあるのでその場合は、コンテナ船や在来船を使っての輸送になることもあります。

中古車輸出を新たに始めるのであれば自動車専用船(Ro-Ro)が行っている仕向地の方が容易に船の予約が出来るので良いのではないかと思います。

 

コンテナを使っての船積みは通常、40フィートコンテナに数台を詰めて船積みすることが多いので、一度に数台の注文を受けての船積みになりますので、高額取引になります。

自動車専用船は通関後に船側まで走って持っていくので通関と船積み費用は合わせて1万数千円程度なのですが、コンテナの場合はコンテナに数台を詰めるバンニング作業があるので40フィートコンテナあたりの船積み費用は10万円以上になることがほとんどです。

その他に船賃も自動車専用船と比較して高額になるので出来るだけ多くの台数を詰めて船積みをすることがほとんどです。

中古車の輸出を始めたばかりの中古車輸出初心者には一度に数台の注文を取ることは難しいので、自動車専用船で一台ずつの注文に応じた出荷の方が現実的だと思います。

様々な貨物を積むことが出来る在来船は不定期で予定が変わることが多く、積むことが出来る貨物の種類もその時々で変わるので難しさがあります。

また船の予約に関しても予定がはっきりしない場合がほとんどなので予約をすることの難しさがあります。

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