オートオークションへの入会
今現在はオートオークションへの会員申請には古物商と第三者保証人、保証金が必要になる場合がほとんどのようです。
企業系の株式会社などのオートオークションは入会審査に古物商と第三者保証人が必要になり、不動産を所有する第三者保証人が必要な場合もあります。
メーカー系のオートオークションでも企業系と同様な条件の他に、そのメーカーの新車販売店の紹介が必要な場合もあります。
商組系のオートオークションはオートオークションにのみ参加が出来るPOS会員とオートオークション以外の商組の活動に参加する組合員があります。POS会員はその商組の組合員からの紹介と古物商で入会出来る場合もあり、各組合ごとに入会条件は様々なようです。
以前は自動車展示場が必須でしたが今はネットのみでの自動車販売や自動車輸出などの販売形態も多様化しているので緩和されているようです。
商組の組合員はオートオークションへの参加以外に組合の公益事業にも参加しオートオークションを運営する側にもなるので入会する意味合いが違ってきます。
以前はほとんどのオートオークションへの入会には、そのオートオークションの会員からの紹介またはそのオートオークションの会員の保証人などが必要とされ閉鎖的でしたが、企業系のオートオークションが増えてきたこともあり、入会の条件がそのオートオークションの会員からの紹介、保証人ではなく第三者保証人へ変わってきたようです。
オートオークション会場間での競争が激しくなるのに伴って保証金の金額も下がってきました。
今までには閉鎖したオートオークションの会場と倒産したオートオークションもあり、オートオークション会場のウエブサイトを使っての競りへの相互乗り入れが進んでいる中で、一つのオートオークションの会員になれば多くのオートオークション会場に同時に参加出来るようになりましたので、多くのオートオークション会場へ入会して仕入れをする必要はなくなりました。