オートオークション 走行距離表示

オートオークションの走行距離表示は出品店が記載したものを車両検査時に検査員が再度確認し、現車との違いがあれば現車の走行距離を再度記入します。

通常は走行距離が出品票に記入されての出品になりますが、メーター交換、距離計の改ざんが行われた場合、走行距離が不明の車輌は距離表示に$、*、#などが表示されます。

メーター交換をした場合はそれを実施した認証工場または指定整備工場の点検記録簿へその時点での距離を記載したものに現在の走行距離を加算して実走行距離をオートオークションの出品票へ記入します。この場合は走行距離に$を記入しメーター交換車とします。

過去の点検記録簿やオートオークション出品履歴などから走行距離メーターの改ざんが明らかな場合は走行距離に*を記入しその車輌はメーター改ざん車にします。

メーター交換を実施した認証工場または指定整備工場の点検記録簿などがなく、現車の走行距離表示が疑われ、実走行距離の証明が出来ない場合は#を走行距離に記入し走行不明車とします。

走行距離の不正行為はそれが出来にくい環境になったとはいえ、それを根絶するには至ってないのが現状です。

また大型トラックやバスなどは走行距離が百万KMを超える車輌が多く、現在の6桁表示ではなく7桁表示でなければ正確な距離表示が出来ず、その多くが走行不明やメーター改ざん車となって出品されています。

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