軽自動車検査協会

軽自動車の登録と車検は国土交通省の自動車検査登録事務所ではなく軽自動車検査協会で行われます。

元々は自動車の登録検査は運輸省(現国土交通省)で行われていたのですが、軽自動車だけが民間法人の軽自動車検査協会に委託されています。

自動車検査登録事務所では小型、普通、大型の自動車やその他の特殊車両などに加えて自動二輪の車検や登録をが行われています。その他、原動機付き自転車(原付)は市区町村で登録業務がされています。

軽自動車だけが軽自動車検査協会で登録や車検などが行われていますが、なぜ軽自動車だけが民間法人に全ての業務が委託されているのかは疑問です。

原付は車検がないので登録業務だけですがその他の自動車は車検や構造変更などの申請があるので市区町村での取扱は難しいのは理解できますが、自動車検査登録事務所はその全ての設備があり、登録のシステムも整っているのに軽自動車だけが軽自動車検査協会の扱いになるのは検査設備や登録システムが二重になり無駄のように思います。

こういうのを二重行政というのかもしれません。

国が行う公共性が高い業務を民間団体に委託するのであれば一つの民間団体が独占的にその業務を委託されるのではなく、複数の民間団体に委託されるのが望ましいのではないかと思います。

他の諸国と比べても日本では多くの種類の税金が自動車に課税されていて、ユーザー負担が大きいので自動車関連の無駄を省いて負担の軽減をしてほしいものです。

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