中古車の保証
中古車の保証には保証付きで販売される中古車と保証なしで販売される中古車があります。
保証無しの中古車はその名の通りで購入後の故障は自費で修理することになります。
保証には保証会社に保証料を支払い一定機関の保証を受けるものや販売店に保証料を支払い一定期間の保証を受けるものがあります。その他には従来よりある保証付きの中古車があります。
保証会社の保証は年式、距離、車種をもとに保証料が細かく規定されています。
軽自動車は普通車より耐久性が劣るため保証料が高く設定されています。
その他は距離が多い場合と年式が古くなるごとに保証料が高くなり、新車からの経過年収と距離が一定以上になると保証が打ち切られる場合があります。
保証会社は保証をすることにより利益を上げることが目的のため、故障が多くなる年式、距離の中古車の保証料は高くなり、新車からの経過年数と距離が一定以上になると保証を打ち切るられる場合があるのはそのためです。
従来よりある保証付きの中古車の保証は保証料の支払いは無いのですが、保証期間と内容は各販売店ごとに違いが有るので確認と不明な点があれば説明を求めることが必要です。
最近の車は耐久性が向上しオートオークションには多くの距離が多い車が出品されています。乗用車の10万km超えは珍しくなく20万kmから40万kmの車まで出品されています。
その状況のなかで、中古車の保証はエンジンやトランスミッションなどの根幹部分だけを保証するものなので、ユーザーがオイル交換などの保守をしていれば必要がないように思います。また、新車からの経過年数と距離が一定以上になると保証を打ち切るられることを考えれば必要がないのではとも思います。
最近の車はメインテナンスフリー化が進みオイルやベルトなどの消耗品を定期的に交換していれば、電気系を除き突発的な故障は少なくなりました。電気系の故障もエンジンなどをコントロールしているコンピュータなどの高額な部品交換は稀で、新車のメーカー保証も長くなっていることからも中古車保証が有効なものなのかを検討してみる必要があると思います。
古い年式と過走行の中古車は保証がされず、故障の少ない年式と距離の中古車だけが保証の対象になるのが中古車保証です。