オートオークション 成約率と成約単価
オートオークションの成約率は規模の大きいオートオークションは通常60%から70%くらいになり、小規模なオートオークションでは40%から70%くらいになり、時期により大きくことなります。
地方のオートオークションは首都圏に近いオートオークションより成約率が低い傾向にあります。
また、3月、9月期前後の需要期以外の中古車の発生台数が少ない時期には出品台数が少なくなり、オートオークション全体の成約率が上がります。
成約単価は大規模なオートオークションは小規模なオートオークションより高くなります。
その要因は大規模なオートオークションは高額車輌が小規模なオートオークションより多数出品されていることにあります。
成約単価は小規模オートオークションでは30万円から50万円くらいで大規模なオートオークションは100万円前後になります。
以前、成約率を実際の成約率に上乗せして公表しているオートオークションがありましたが今は実際の成約率を公表しているようです。
今現在はほとんどのオートオークションがインターネットを利用して繋がっているため、成約率が高いオートオークションに出品したからといって自分の車の成約率が高くなるわけではなく、成約単価が高いオートオークションに出品したからといって高く売れるわけではありません。
簡単にいえば程度が良く人気のある車はどのオートオークションでも成約率が高く、成約価格も高くなり、不人気車や程度が悪い車はどのオートオークションでも成約率は低く、成約価格も低くなります。
輸出向けの車は国内向けと異なり、人気のある車は過走行であっても成約価格はほぼ一定になり、色や外装の状態で価格が若干上下します。輸出向けの白色の車は全体として価格が他の色より低くなる傾向にあります。