三菱ミニカ360
1962年軽トラックや軽バンなどを手掛けてきた水島製作所から軽乗用車、三菱ミニカ360が発表された。
1963-1964年
軽ライトバン360をベースにしたもので、空冷2気筒、2サイクル359cc、17馬力エンジンをフロントにマウントしたFRであり、0ー200m16.8は最速タイムであった。当時の軽の中では最も広いトランクルームとトラックベースらしい耐久性と実用性が売りだったが、販売は振るわなかった。
1964年には2サイクルの吸気の吹き替えしによる低速時の問題を解消するためにリードバルブがもうけられ、ガソリンとオイルの分離給油が可能になり、エンジン出力は18馬力に高められ最高速は86kmから89kmになった。
1965-1966年三菱ミニカ 2サイクルエンジンにリードバルブが採用された
1967年三菱ミニカ スタンダード エンジン出力が18馬力から21馬力へとアップされ、最高速は89kmから95kmになった。