オートオークション 入会保証人
オートオークションの入会にはほとんどの場合に保証人が必要になります。
オートオークションには株式会社などの企業系と協同組合などの組合系に分かれます。企業系にはメーカー系とオートオークションを専業とした企業があり、それぞれに入会時の保証人規定が異なります。
企業系オートオークションではほとんどの場合に保証人が必要となり、保証人の資格はほとんどの場合に第三者保証人となります。また、大規模な企業系オートオークションでは保証人の資格を不動産を所有している第三者としているところもあり、その登記簿謄本や不動産の写真までも必要とするところもあります。
企業系のオートオークションの中には大規模化し多会場化が進んだ結果、日曜日を除いて毎日オートオークションを開催してるケースもあり、その場合は一会員の週あたりの取引高が大きくなり、取引額に限度額を設けたとしても、その総額は高額になります。そのため、保証人の資格を不動産を所有している第三者としていると思います。
協同組合系のオートオークションは全国規模の中販連(JU)があり、オートオークションに参加するだけのポス会員では組合員の紹介状だけで入会できる組合もあり、各組合によって入会時の保証人の条件は異なります。そのためJU系の組合にポス会員で入会する場合は個別に問い合わせてみる必要があります。
オートオークションが多く設立され、一部のオートオークションが大規模化、多会場化していった1980年後半から2000年くらいにかけては会場間の新規会員獲得競争があり全体に入会条件が緩んだ時期がありましたが、今後は入会条件が厳しくなることはあっても緩和されることはないように思われます。