エンジンチェック ランプ
エンジンチェック ランプはチャージランプや油圧警告灯などのように特定の不具合に対して点灯するのではなく、様々な原因で点灯します。
エンジンチェック ランプの点灯の原因は、故障診断器で故障コードを読み取ることにより、知ることが出来ます。
故障診断器
自動車の制御方式は機械式から電子制御になり、その電気信号もアナログからデジタルに変わり、電子制御の範囲もエンジンからトランスミッションパワーステアリング、ブレーキなど様々なところで電子制御されています。
電子制御が進んだ車では整備経験を多く積んだ熟練工の経験や勘により故障原因を見つけるのではなく、故障診断器により原因を見つけるケースが多くなっています。
電子制御された車では異常があった場合にそれを故障コードとして記録しているため、故障診断器でその原因を特定し、その原因に応じてセンサーなどの部品交換を行い、故障コードを消去します。
今は、故障診断器がないと故障の原因を特定できないため一般の整備工場でも故障診断器は必須の整備機器になっています。