スタンディング ウェイブ&ハイドロプレーニング現象
高速走行をしている場合に空気圧が適正でなかったり、タイヤの摩耗などが原因して、スタンディング ウェイブ&ハイドロプレーニング現象が起きることがあります。
車速が一定以上になるとタイヤに波打ち現象(スタンディング ウェイブ)が現れます。この波はタヤの変形が回復する速さより車輌の速度が速いために生じます。
他やが回転しているにも関わらず、停止しているように見えるため、スタンディング ウェイブと呼ばれています。この状態になるとタイヤの発熱量が増加し、更にタイヤに加わる応力が急増するため短時間にタイヤが破裂します。
路面に水の層があるところを拘束走行すると、タイヤが無図の圧力により浮上し、スイジョウスキーのように水の上を滑走するようになり、制動力や駆動力がほとんど失われて操縦不能になり、この状態がハイドロプレーニング現象と呼ばれています。