自動車 更正登録

自動車更正登録とは誤って登録された登録事項を正しく登録し直すことです。

自動車の登録には印鑑証明などの住所や氏名を証明する書類の他に、それらの情報をOCR用紙に記入して提出します。車検場の登録課ではそれらの書類が確認、照合された後に登録されますが、実際には登録事項が誤って登録されていることがあります。そのため、車検証の交付窓口には受け取った車検証の確認をするようにと掲示されています。

車検証を受け取った時点で登録事項に誤りがある場合には、その場で更正登録申請なしで訂正してもらうことができますが、翌日以降に誤りのある個所を訂正する場合には更正登録が必要になります。

更正登録(住所、氏名の更正)に必要な書類は手数料納付書、委任状(代理人が申請する場合)、住民票(原因を証する書面)、OCR1号様式、車検証になります。

手数料納付書

手数料納付書

上段左から登録番号、住所氏名または名称、申請人を記入し更正登録に☑を付けます。

委任状(代理人が申請する場合)

委任状

登録番号、車台番号、受任者、委任者を記入し委任者の捺印をし、申請の権限には更正登録を記入する。

OCR1号様式

ocr1

上段左の業務種別に(更正)5、登録番号、車台番号にー以下番号を記入し所有者または使用者欄に住所氏名または名称を記入します。

下段の申請人に住所氏名または名称を記入し捺印します。代理人が申請する場合には捺印は不要になり、申請代理人欄に住所氏名または名称を記入します。

更正登録が必要になる場合は登録時に受け取った車検証の再確認を怠ったのが原因になります。実際にはそのままその自動車を使用続けて、廃車、または下取り、買い取りのときに気が付くことが多いようです。その場合には更正登録をして抹消登録または移転登録をすることになります。

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