自動車 ハンドルがぶれる
自動車運転中に一定速度になるとハンドルがぶれることがあります。
ホイールバランサー
この現象はホイールアライメントが狂っている時、ホイールバランスがくずれたことで起きることが多く、低速ではなく高速の一定の速度の範囲で起きます。
具体的には一定速度80kmから90kmなどの範囲だけハンドルがぶれ、その速度の範囲以外では全くその現象がない。
ホイールバランスは車輪の円周上の重さのバランスになり、正常な時には回転中にタイヤの重心は一定のなりますが、ホイールバランスがくずれると回転毎に重心が移動してしまい、タイヤのぶれがハンドルに伝わる現象です。
タイヤを販売しているお店ではホイールバランサーがあるのであるのでそこでホイールにウエイト(おもり)を付けて調整します。
その他にハンドルがぶれる現象としてはディスクブレーキローターの歪みがあります。ブレーキローターに歪みがあるとブレーキペダルにその歪みが伝わります。また、その歪みが大きくなるとそれがハンドルにぶれとして伝わるようになり、特に高速からの制動時にその現象は大きくなります。
ディスクブレーキはディスクパッドでローターを挟んで動作していて、ブレーキパッドが摩耗したときにそれを取り換えますが、その時にブレーキローターにゆがみがある場合には同時にブレーキローターを研磨します。