ダイハツ コンパーノからコンソルテ
1960年代に日本は自動車生産国としての地位を確立していった時代になり、その過程で自動車の輸入規制が緩和され1973年には自由化されている。自動車の輸入規制緩和にあたり通産省は自動車メーカーの合併を指導したことにより、日産とプリンスの合併などがあり、業界トップのトヨタと日野、ダイハツも業務提携することとなった。
トヨタとの提携後の1969年に登場したコンソルテ・ベルリーナはトヨタパブリカのボディにダイハツ製のコンパーノ用エンジンを搭載していた。
エンジンはダイハツ・コンパーノ用OHV 4気筒958ccにダイハツ製4段トランスミッションが組み合わされ最高速は140kmとなっていた。
コンソルテの発売に伴いコンパーノの生産は打ち切りとなった(コンパーノ4ドアスーパーデラックスは1969中まで生産)
1968年後期ー1969年コンパーノ・ベルリーナ1000スーパーデラックス(左) 958cc 58馬力 最高速135km 1968年後期ー1969年コンパーノGT(右) ツインキャブと燃料噴射式があり、共に出力は65馬力、最高速140km/h
1968年後記ー1969年 コンパーノ・スパイダー ツインキャブ65馬力 最高速145km/h
1969年ー1970年 コンソルテ・ベルリーナ パブリカのボディにダイハツ製エンジン、ミッションを搭載しフロントグリル、ヘッドランプまわり、テールランプまわりはコンソルテ独自のものに変更されている。
1971年コンソルテ1000(左) パブリカのマイナーチェンジに伴いフロントクリルが変更され、前輪にディスクブレーキが標準装備された。1971年コンソルテ S1200 エンジンはカローラ用1200ccエンジンが搭載され、68馬力/6000rpm 最高速は150km/h 1972年のモデルチェンジから1200GSとなる。