ザンビア 首都ルサカの住宅事情
ほとんどが空き家の状態のザンビア 首都ルサカの整然と並んだ建売住宅
リーマンショック以前の景気の良い時代に住宅地として整備し建てられた建売住宅ですが、リーマンショック後に銅をはじめとした鉱物資源の価格が下落し輸出が落ち込んだことから海外からの投資も落ち込み売れ残ったというよりは、ほとんどが成約せず空き家の状態になっているようです。元々の価格設定も高いところに景気の悪化も手伝って最悪の状態になったようですね。町を一つ作ったような住宅開発だったようですが大きく失敗したようです。その他、海外からの投資家向けの大きな戸建ての豪華住宅の賃貸物件も有りますが、借り手が付かず空き家の状態になっています。
リーマンショック以後はザンビアの通貨クワチャが対ドルで半分になったことで外国人投資家から見ればザンビアの不動産は半値で購入することが出来るようになってはいるのですが、景気の後退が大きく投資しも思うような利益が見込めない状態では不動産の価値が大きく下がっても買う人がいないという悪循環に陥っているようです。
首都ルサカの住宅街 ここは比較的裕福な層の住宅が集まっているような住宅街で、街路樹があり閑静な少し高級な住宅街といった感じでした。