車庫とばし
自動車の登録(軽自動車は届け出)には当該自動車の駐車のために確保されている車庫で書庫証明を申請しますが、自動車の登録を目的に登録後に車庫の契約を解除してしまうケースもあるようです。
こういうケースが車庫とばしと言われています。その他には排気ガス規制があり首都圏などで登録できない車両を規制地域外で登録して使用しているケースもあるようです。
古いディーゼルの商用車や乗用車または古いガソリンの商用車などでも登録地が規制されている車両があるので規制外地域で登録して使用しているケースもあるようです。
排気ガス規制は厳しくなる傾向にしかないため、今現在使用している車両でも将来排気ガス規制の対象になる可能性はあります。規制の対象車両は交通量の多い地域での登録や使用に規制になるため、代替えが必要になります。
規制地域外へ登録をすれば登録を継続することが出来、継続車検も受けることが出来るのですが、この場合は車庫とばしとなります。
また、引っ越しに伴う住所が変わり車庫の住所が変わった場合などでも、所有者、使用者の変更登録に伴い車庫証明の再申請が必要になります。この場合は故意に車庫とばしをしたわけではないですが、使用の本拠の位置と車庫の住所が変更されているので車庫とばしと同じ状態になります。
いずれにしても、排気ガス規制の車両の規制外地域で登録と登録目的でのもみ車庫証明の取得は悪質なケースとされてもしかたがないように思います。
いずれの場合も法令違反となり罰則もあるので注意が必要です。