主要メーカーの燃料電池車市場への参入
2014年にトヨタ自動車が先に発売した燃料電池車(FCV)市場へ3年以内に主要メーカーが参入するようです。2015年にはホンダが、2017年には日産が販売を予定しています。
海外の自動車メーカーでも開発が進められていて数年内にその車種は増えていく可能性はありますが、電気自動車の普及も進んでいる状況を考えれば燃料電池車はガラパゴス化する可能性も大です。
トヨタとホンダが独自に開発したのに対して日産、ダイムラー、フォードは燃料電池の基本システムを同一にすることにより、より低価格の燃料電池車の発売を措定しています。
現在販売されているエコカーにはハイブリッド、プラグインハイブリッド、電気自動車があり、それぞれに長所短所がありますが、すでに普及が進んでいます。
ハイブリッド車はエンジンで発電した電気を動力源としても使いモーターとエンジンを併用して走り減速時の運動エネルギーを電池に蓄え再利用することで燃料の消費を抑え通常のガソリン車より燃費を向上させています。
プラグインハイブリッド車はハイブリッド車に外部からの充電を可能にした車で蓄電池の電力だけで数十キロの走行が可能です。
電気自動車は一回の充電で約200kmの走行ができますが充電時間が長く家庭用の電源では8時間の充電時間を要し、急速充電でも30分が必要になります。
すでに発売されているハイブリッドカーと合わせて地球環境にやさしい省エネの車が今後は加速して増えていくようです。