戦後まもなくの少量生産車②NJとニッケイタロー
1960年(昭和35年)までには町工場的な小規模な自動車メーカーが存在し軽自動車を少量生産していたが、その後は消滅していった。
日本自動車工業が生産したNJ
横浜の自動車メーカー日本自動車工業が生産したNJと、その後継車ニッケイタローは1953から1958年ころまで存続した。
NJのトランクにあるエンジンルーム
この少量生産車には自社製エンジンが後部トランク内に搭載され、3段ギアで後輪を駆動したRR方式で、エンジンは空冷V2気筒 OHV358cc 12馬力/4000rpm
この時代の乗用車はハシゴフレームが一般的であったがに早くもモノコック構造を採用していた。
1956年には社名を日本軽自動車と改め、同時に車名をニッケイタローと改めた。