オートオークション 下見代行
ネットからのオートオークションへの参加が多くなった現在では出品票と併せて、オートオークション会場では下見代行サービスを提供するようになりました。
出品票だけでは解らない箇所やより詳細な車輌の状態が必要であれば、約1000円で下見代行が利用できます。
下見代行はFAXで申し込みをします。下見代行には締切時間があり、競り時間の2時間くらい前に締め切られます。
評価点が3.5点以下や補助評価がD以下の場合は、そのままの状態では小売りすることが難しくなるため、外装の状態から修理代を見積りその分を差し引いた落札価格を事前に算出する必要があります。
キズ(A)ヘコミ(B)を数字の大きさで表していますが、記号で状態を表記するには難しさがあり、A3,B3以上では状態をより具体的に把握するための下見代行は有効に思います。
キズの状態記号 数字が大きいほどキズが大きくなります。
A1,A2,A3,A4
ヘコミの状態記号 数字が大きいほどヘコミが大きくなります。ヘコミがB4より大きい場合はB5ではなく、要交換になり、X表記になります。
B1,B2,B3,B4
外装の評価がD以下の場合は欠品、改造によるネジ穴、たばこの焦げ穴、動物臭、動物の毛などをより具体的に下見代行で把握が出来ると思います。
機械的、電気的な故障(エンジン異音、エアコン不良、ナビ不良など)が出品票に明記されている場合はその状態を伝えてもらうことで障状を把握出来、修理が可能なものかどうかを判断できます。
下見代行は走行テストは行ってませんので出品車が駐車されている状態での下見になります。
また、オートオークションでは走行検査は実施してないため、走行上の問題がある場合は落札後にクレームの申し立により処理することになります。