オートオークション 名変書類の書損、紛失、期限切れ
オートオークションで落札した車両の名変書類は代金決済後に落札店へ発送され、落札店で名変書類の書損や紛失があった場合は差替え料を出品店へ支払うことで差替えができます。
名変書類には印鑑証明や住民票などの役所で発行される証明者の他に名義人が発行する譲渡証や委任状などがあります。
譲渡証
委任状
各書類と証明証ごとに差替え料がオートオークション規約に規定されており、各書類1枚ごとに数万円以下の差替え料が必要になります。また、名義人が出品者以外の場合には別途、書類の差替えに実費が加算される場合があります。
書類一式を紛失して、それが出品店以外の名義であった場合などは差替え料に実費が加わり、高10万円以上の高額になる場合があります。
役所で発行される書類には使用期限があり発行から3か月が有効期間になります。印鑑証明などの書類には通常の有効期間とは別に使用期限が切られているものがあるので注意が必要です。
印鑑証明、住民票、謄本、戸籍の付表、住民票の除票、など
名義人が発行する書類には使用期限はありませんが、印鑑証明などと同様に別途使用期限が切られているものがあります。使用期限の短い書類の期限が優先されますので注意が必要です。またこれらの書類は訂正印での訂正が出来ないため書き損じによる書損は全て差替えになります。
委任状、譲渡証、など
オートオークション代行で落札した中古車を自分で名義変更する場合は名変必要書類をととのえた後に代書屋(行政書士)を利用することが得策です。