自動車個人売買

自動車の個人売買は古くからありますがカー雑誌や新聞を使うような形態は日本ではあまり盛んではないようです。

その形態は自動車雑誌やインターネット掲示板などで行われてきましたが中古車販売店からの購入が主流であり一般的ではなく広く普及することはありませんでした。

ここのところはオートオークションの存在が一般に知られるようになりオートオークション代行業者の広告がネット上に多数ありますが、個人売買サイトは他の中古車販売サイトに比べて少ないようです。

海外では自動車の広告媒体の利用やガラスにfor saleなど表示するなどして行われています。

消費税などの間接税がある国々では納税義務のある自動車販売業者を通すことで課税される間接税が無い個人間売買が盛んなようです。

日本での消費税率は8%で2017年4月から10%になりますが日本で消費税が導入された時点ではすでに20%を超える間接税を導入している国もあり、このような国では中古車販売が商売として成り立ってない状況となっていました。

今後、消費税率が10%を超えてさらに上がっていく状況であれば自動車個人売買は増えていくように思います。

今はインターネットを利用しての個人売買サイトは少なく、様々な商品が出品できるネットオークションを利用しての個人売買が多いようですが、今後、消費税率が上昇していく過程では消費税が課税されない様々な販売形態が登場してくるように思えます。

オートオークションに出品される中古車は消費税の課税対象になるため消費税率が上昇していく過程ではオートオークションの形態も変化いくかもしれません。

消費税課税

(ユーザー)ー(自動車買取店、販売店)-(オートオークション)-(自動車販売店)ー(ユーザー)

自動車買取店、販売店が買取下取りした時点で課税対象になる

消費税非課税 

(ユーザー)-(個人売買掲示板など)-(ユーザー)

全て課税対象外

(ユーザー)-(個人売買サイト)-(ユーザー)

個人売買サイトの利用料やそのサイトが提供する付帯サービス(名変代行、整備など)は課税対象になり中古車本体は課税対象外になります。

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