トロリーバス
戦後まもなくの昭和20年代から昭和30年代にかけてトロリーバスが走っていた。
トロリーバスは路面電車やガソリンバスに比べ少ない経費で運営出来ることから、戦前に計画されたことがあったが関東大震災の影響もあり実現しなかった。
200型
戦後はガソリンの統制による燃料不足があり、ガソリンバスを運行するための燃料を確保するのは困難であり、また、同じ電気を動力源にする路面電車の整備には莫大な経費がかかるため、トロリーバスが再度検討された。また、経済復興が十分でなかったため、水力発電に余裕があり電気の供給ができたこともその理由であった。
その他のトロリーバスの利点は馬力が大きい、大型化が容易に出来る、耐久年数が長いなどがある。
補助エンジン付300型
1952年(昭和27年)に開通(上野ー亀戸ー今井橋)しその後拡大していったが、都内の交通量の増加にともなって廃止されていった。