マツダ ルーチェ②
19687年の東京モーターショーに出品されていたRX87を1969年にルーチェ ロータリークーペとして発売した。
1970年 ルーチェ ロータリークーペ ハードトップとしては初めて三角窓が廃止された。
この車に搭載されたロータリーエンジンはコスモ、ファミリアのものではなく、それより単室容積の大きい655cc 2ローターエンジン(13A)で126馬力/6000rpm 低回転域でのトルク性能を重視したものであった。
ロータリーエンジンのコンパクト性を生かしたマツダ車では唯一の前輪駆動(FF)方式が採用され、1972年9月に生産が終了になるまでに976台が生産された。
一方、レシプロエンジンのルーチェは1968年に1800ccモデルを追加して1500と1800で車種が構成された。
1968年-1972年 ルーチェ1500 1490CC 78馬力 最高速150km/h
1969年1972年 ルーチェ1800 デラックス
1800のエンジンはSOHC4気筒1796CCで出力は100馬力/5500rpm 最高速は165km/h、スーパーデラックスには前輪ディスクブレーキが標準装備された。