オートオークション 室内動物臭と動物の毛
ペットブームのため、動物を載せている車をよく見かけるようになりました。そのため、オートオークションにもそのような車が出品されています。
動物を載せた痕跡のある出品車両の内装評価はDもしくはEになり総合評価も0.5程度以上下がる場合がほとんどですが、その痕跡が検査でみつからない場合にはそれ以上の内装評価になる場合もあります。
実際の評価点は総合評価3.5以下、内装評価DまたはEになると思います。
出品票にはその状態に応じて、室内動物臭もしくは動物の毛などと記入されます。その状態が悪い場合にはその両方が記入されます。
実際にはこういう状態の車の状態は室内評価点や室内動物臭、動物の毛の表記ではその車の状態を把握することは出来ないため、動物臭に敏感な方はネットからの落札しないほうがいいですね。
どうしてもその車が希望であればオートオークション会場での状態の確認後の落札が得策と思います。
また、こういう車は事前にクリーニング業者が事前に掃除をしてからオートオークションに出品されている場合もあり、その場合には検査員がそれを見落とす場合もあるので注意が必要です。
動物の臭いはシートを全て取り外て、室内丸洗いをしてもその臭いを取り除くことは難しく、また動物の毛はシートやフロアカーペットにその毛が刺さるような状態であるため、掃除機でも取り除くことがほとんど不可能な状態です。
動物を載せていた車は状態の回復が難しく、それが室内評価点に反映され、またその状態が非常に悪い場合には総合評価にも反映されます。