ボンネット バス 大正から昭和初期(戦前)
日本の乗り合いバスは、明治初期に始まった乗り合い馬車から発展した。
明治初期の円太郎馬車
その後、トラックを輸入しその荷台を人が乗れるように改造して乗り合いバスろして使っていた。当時のトラックには今現在のようなキャブオーバータイプはなかったため、トラックから改造されたバスは全てボンネットバスであった。
アメリカから輸入した東京市街自動車のトラックを改造した青バス(1919年 大正8年 開業)
1923年 9月1日(大正12年)、関東大震災によって都市交通が壊滅状態になり、翌年1924年に急きょ輸入されたT型フォードを改造した円太郎バス(東京市バス)
1925年 CP ウーズレー
1927年 (昭和2年)KBガーフォード
AA型フォード
1927年(昭和2年)LO型シボレー
1929年(昭和4年)DC型レオ
1930年(昭和5年(スチュードベーカー)
1931年(昭和6年)
1931年(昭和6年) スミダL型 石川島自動車
1938年(昭和13年) 日産セミキャブオーバー型BL90型 乗車定員を増加させるため運転席をエンジンルーム途中まで前に出した。
1930年代には入ると軍部の軍用トラックの国産化を進めたいとの思惑もあり、しだいに国産バスが増えていった。