オートオークション現車会場とそのウェブサイト
オートオークションの出品台数はバブル崩壊後の1990年ころからオートオークション会場が多く建設され、それに伴って出品台数も増加をたどってきましたが、その過程でオートオークション場間の競争が激化し倒産、廃業または多会場をもつオートオークション会社の拠点の閉鎖などがあり、今後全体的には合併などにより統合が進んでいくように思われます。
また、個々最近は各オートオークションが独自に運用していたオートオークションのインターネットサイトの相互乗り入れが急速に進んでいます。
オートオークションの現車会場の統合は難しさがあるため今後急速に進んで行くことはないと思いますが、オートオークションのインターネットサイトの相互乗り入れによる相互利用は急速に進んで行くと思われます。
それにより一つのオートオークション会場に会員登録をすれば日本全国にあるほとんどのオートオークション会場に一つのオートオークションのインターネットサイトから競りに参加できるようになりつつあります。
現車会場をもつオートオークションのウェブサイトの利用はそのオートオークション会員が無料で利用できるサイトを提供している場合と有料で提供している場合があり、大規模なオートオークションでは有料になる場合が多く、1ケ月あたり5000円から10000円位の利用料を支払うことでそのサイトへのログインIDとパスワードがもらえます。
オートオークションのサイトの相互乗り入れが今後のオートオークション会場のさらなる統合に発展する可能性があるのではないかと思われます。
それに伴って各オートオークション会場ごとに有った落札相場のバラツキも少なくなったように思われます。