自動車の動物臭と毛

ペットを載せている自動車には動物臭とその毛があり、オートオークションでは出品票にその状態が記載されています。

動物を載せていた車の状態は車ごとに大きな違いがありますが、軽度な状態であったとしても、後から掃除をして毛を取ることは出来ても臭いを取ることはほぼ不可能です。

一番良いのはそういう車を買わないようにすることになります。業者はオートオークションで仕入れれるさいには、出品票で確認することも出来れば現車を直接確認することが出来ます。軽度な状態であれば、室内クリーニングをしたあとに展示販売することになります。

臭いは冬場の乾燥しているときにはあまり感じにくいのですが、梅雨時のような湿気の多い時期には、室内クリーニングで一時的に臭いが消えていたとしても、臭うようになります。

そういう中古車を購入してしまった場合には自分で掃除をして悪臭をある程度緩和するくらいしか方法がなくなります。その理由は、業者に室内クリーニングを以来したとしてもその臭いをとることは不可能だからです。

悪臭の元は体から出る油がシートやカーペット、ドアなどの内張りに付着していることになり、それを取り除くには、洗剤での水洗いになります。一番良い方法はシート、ドアの内張りを取り外し、外で水洗いし乾燥後に取り付けます。天気の良い日であれば朝から干しておけば一日で乾きます。

フロアカーペットと天張りは素人では外すのが難しいので、天張りは洗剤を吹きかけ、濡れた雑巾で汚れを拭き取るしかありません。フロアカーペットはシートが取り外してある状態であれば部分的に水洗いをすることが出来ますが、その場合にはシートが取り付けて有った場所にコンピュータなどがある場合があるので水がかからないように注意が必要です。フロアカーペットの乾燥は車から取り外して干すわけではないため、時間がかかります。天気の良い日に一日中、全てのドアを空けて乾燥させたとしても一日で乾燥させることは出来ません。

動物の毛はフロアカーペット、内張り、シートに刺さっている状態で付着しているため、掃除機で吸い込んで全てを取ることは出来ません。ある程度掃除機で取ったあとに、粘着テープで少しづつ取っていきます。

自分で動物を載せていた車の掃除をして、その効果を出すには最低でもシートの取り外しが必要です。繰り返しになりますがそういう車は買わないことが一番と言えます。

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