オートオークション 出品台数の規模
オートオークションの出品台数の規模は1990年代から増加してきましたがリーマンショック以降はオートオークションの出品台数の伸びが止まり全体としては横ばいの状態のようです。
オートオークション全体の台数が伸びない状況の中でも各オートオークション会場間の競争はあるので、オートオークションの出品台数を伸ばした会場と出品台数を減らしたがあるようです。
企業系オートオークションでは全体に横ばいの出品台数のオートオークション会場が多く、出品台数が千台から数千台の規模の企業系オートオークションが多いようです。
例外的に特殊車両などを扱う企業系オートオークションでは台数を伸ばしているオートオークション会場もあります。
メーカー系のオートオークションでも全体には横ばいの出品台数のオートオークション会場が多く、今後にオートオークション会場の新設でもなければ出品台数の増加は見込めないような状況に思われます。オートオークションの出品台数の規模は数百から数千台の規模のようです。
商組系のオートオークションの出品台数は数百から数千台のオートオークション会場が多く例外的にオートオークションの出品台数を伸ばしているオートオークション会場もありますが全体としては横ばいのように思われます。
商組系のオートオークションは全国組織でもあるので会場間の連携や競り機の統一による競りへの相互乗り入れがあり、全国規模なので全体のオートオークションの出品台数は群を抜くものがあります。
また、商組系のオートオークションは企業系オートオークションやメーカー系のオートオークション、リース会社の入札会などとも提携も進めているので商組系のネットを使ったオートオークションの出品台数はさらに大きくなるのではと思います。
新車の販売が減少していく中全体の中古車の流通台数は減少していくのは必至の状況なのでオートオークション会場間の台数争いは更に激化していくのではと思います。