自動車オイル警告灯

オイルジョッキのマークのオイル警告灯はエンジンオイルの油圧が低下すると点灯します。

 

オイルを給油するときに使うオイルジョッキの形の警告灯のマークなので、オイルの量の警告灯のように思えますが、油圧の低下により点灯するため、油圧の警告灯になります。

4サイクルエンジンの場合はエンジンオイルはエンジン内部を循環して潤滑するもので、基本的には消費されて量が少なくなることはありません。

この警告灯が点灯する原因としては、オイル漏れや、オイル下がりやオイル上がりによりエンジンオイルが燃焼室に入り、燃料と一緒に燃焼しエンジンオイルが消費されることにより、量が極端に少なくなって油圧が上がらない場合などがあります。

その他、エンジンオイルは様々な箇所から漏れる可能性はありますが、にじみ程度であればエンジンオイルが極端に少なくなる前にエンジンオイルの交換時期を迎え、量が規定値になるため極端な量の低下はありません。

また、油圧を感知して油圧警告灯を消灯させている、オイルプレッシャースイッチの故障によりこのスイッチからオイルが漏れてしまう場合に警告灯が点灯するケースもあります。

エンジンオイルの量の低下以外の原因にはエンジンオイルの交換をせずに走行を続けると、エンジンオイルがどろどろの状態になり、オイルのかたまりができ、それがエンジンオイルの潤滑経路を塞いでしまい、エンジンオイルが循環出来なくなる場合があります。

エンジンオイルの油圧低下の状態で、オイル警告灯が点灯したままに状態で走行すると、エンジンオイルによる潤滑が出来なくなるため、エンジンの焼き付きなどの致命的な故障につながる可能性があります。

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