いすゞ ベレット ②
1967年ベレットBタイプ1500
1967年からベレットセダンとGTの中間に位置する1500スポーツが追加された。以前生産されていた1500GTと同じ1471ccエンジン ツインSUで77馬力/5400rpm 最高速は150kmn/hに高められ、前輪にはディスクブレーキが標準装備された。さらにGTをベースに1600GTファストバックモデルが追加された。
1967年ベレット1600GTとそのダッシュボードまわり
1600GTのエンジン
1967年ベレット1500スポーツと大型タコメーターが付くダッシュボードまわり
1967年ベレットGTファストバック
1968年には1300と1500のエンジンが改良され、1500は10馬力アップの78馬力、最高速150kmに1300は70馬力、最高速140kmになった。
1968年ベレット1500デラックス
1968年には1500スポーツの生産が中止され1600スポーツになった。1969年にはベレットシリーズ全体にわたる大きな変更が行われた。1600には2ドア/4ドアが加えられ、それまでの1600 4気筒OHVエンジンのヘッドがアルミのSOHCになり、シングルキャブは90馬力/5400rpm、最高速155km/h、スポーツバージョンのSUツインキャブは103馬力/5800rpm、最高速165km/hとなった。
さらに、レースで活躍していたGTXをベースに市販化した1600GTRが発売された。117クーペのDOHC 4気筒 1600を載せサスペンションを強化し、前輪ディスクブレーキ、LSDなどが標準装備されていた。最高速はクラストップレベルの190km/hであった。
1970年には1800GTが加えられた。エンジンはSOHC 1817cc SUツインキャブで115馬力,最高速は180km/h